箱・ギフト箱、オリジナルボックス製作、高級ギフトボックスのノウハウで小ロット・短納期を実現、紙箱・貼箱・Vカット・木箱等、総合的なご提案で数多くのヒット商品・ロングセラー商品に携わってきました

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他社不可案件事例

高難易度・高品質パッケージ

高級化粧品箱 オリジナルパッケージ

ご覧のとおりとても奇抜なデザインでかつ高級感を醸し出している、唯一無二なオリジナルパッケージです。

某大手化粧品会社様の超高級化粧品のパッケージとして使用されています。

弊社製造以前は、他社様が製造していたのですが、問題点があり弊社に相談がありました。

その問題点というのは、

  • 開口部の閉まり具合がきれいに閉まらない(すきまが開いている)。
  • 天面部のアールがきれいにカットされていない。

見ていただくとお分かりの通り、一分の隙間も許されないデザインであり、そのデザインを忠実に再現できる技術が求められていました。

ちなみに、天面部分は、すきまのように見えて、デザインされた「ズレ」の部分であり、開口部は、1ミリ違わずに、合わさっています。

ところで、問題点となっていた、開口部の閉まり具合については、
「Vカット」「プレスカット」の2つの加工が大きく関わっており、極めて難易度の高い技術を要するものでした。

ちなみに、「Vカット」というのは弊社が最も得意とする加工技術であり、紙材をよりシャープに曲げることが可能です。
これまで数々の実績が認められて、業界内では、高い技術力であることを評価されております。
国内外において、多くの高級なパッケージに使用されています。
ところが、このVカットがシャープでなく、正確性に欠けた場合には高級感を演出することが出来ずに、逆に粗悪品的に見えてしまう欠点があります。

 

「プレスカット」は直線以外の様々なデザインのカットに使用し、専用の木型を作成して加工します。
今回のパッケージの天面部の曲線(R)が、これに当たります。

つまり、この2つの加工技術の正確性こそがこのパッケージの生命線なのです。

Vカットが正確でも、プレスカットが0.1mmでもずれていればすきまが開いてしまいます。
その逆も同じ現象になります。

この正確な技術こそパックスアライブの最大の強みであり、これまで多種多様なデザインにも対応してきた実績を裏付ける品質なのです。

天面の曲線部分(R)ですが、プレスカット≒型で抜く技術ですので、どうしても表面は丸みを帯びてしまうのが通常です。
要は、カドが取れた状態が普通であり、「エッジが効いた」と言われるような、ストレートな状態を要望されることは、ほぼありません。

ところが、今回のご要望は、

  • アール部分をフラットにしてほしい
  • 更に、裏面には、「しわ」が残らないでほしい

という、極め付けのご要望です。

試行錯誤、様々な知識と経験を駆使した結果、他社では出来なかったプレスカットを実現することに成功しました。

ご依頼先様もパッケージの出来栄えに大変喜んでいただき、その仕上がりに驚かれていたことが印象的でした。

今後も、どのようなご要望にもお応えできる技術力と品質の向上を目指して、努力と研究、工夫を重ねていく所存です。
どのようなことでもご相談いただければ、必ず具現化へのご提案をさせていただきます。
今後ともよろしくお願い致します。